猫は獲物をとらえたら、一瞬のうちにかみ殺します。
ところが飼い猫の場合、獲物をとってきても、おもちゃのように前足でいじったり追い
かけまわしたりして遊んでいることがあります。
餌を与えてもらっている飼い猫は、狩りという本能的な衝動を満足させることがなか
なかできません。
そのうっぷんが、過剰に獲物をもてあそぶという行動に向かわせているのではないかと
考えられます。
獲物を攻撃するという行動自体は、遺伝子に書き込まれた本能によるものですが、
獲物を殺したり食べるという行動は、母猫から教わります。
母猫は、まず殺した獲物を子猫に与えて、それを食べることを教えます。次に、生きた
獲物を与えて、殺すことを教えます。
このような学習を受けていない猫は、獲物をとっても、どうしていいかわからずに、つい
もて遊んでしまうことがあります。

コメントする