猫のシャンプー

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猫は体が濡れることを嫌がるためシャンプーが苦手で、無理にやろうとすると大きな
ストレスになります。
猫は体臭も少なく、自分で毛づくろいをして体を清潔に保っていますし、短毛種で
あれば、こまめにブラッシングをしていれば表面と皮膚の汚れも落ちるので、シャンプー
をしなくても問題ありません。
汚れが気になるときは、蒸しタオルなどで体を拭いてあげるとよいでしょう。

ただし長毛種の場合は、毛に汚れがつきやすく、毛づくろいやブラッシングだけでは、
毛や皮膚の汚れは取りきれないので、月1回くらいはシャンプーしたいものです。
シャンプーは子猫のうちから慣らしておきましょう。

 

ネコのルーツ

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猫は、三毛ネコ、ぶちネコ、黒ネコ、白ネコ、ペルシャネコ、シャムネコ・・・と多種多様
です。
毛色や模様による分け方や猫の種類による分け方など呼び名はいろいろありますが、
私たちのまわりにいる猫はすべて、正式には「イエネコ」と言います。

イエネコとは、ネコ科の小型哺乳類のなかで人間によって家畜化されたものを指しま
す。
それ以外の野生のネコ科の小型哺乳類は「ヤマネコ」と呼ばれ、世界に40種類近く
います。
飼い主のいない野ネコ(いわゆるノラネコ)は野生に近い暮らしをしていますが、ヤマネコ
とは違います。野ネコもイエネコと同じ特徴を持つれっきとしたイエネコです。飼い主を
失ったイエネコが野生化したものが野ネコです。

イエネコの祖先は、紀元前600~200年のものと考えられているエジプトのピラミッド
から、190体もの猫のミイラが発掘され、このうち、3体を除いたすべてがリビアネコだと
鑑定されました。
このことから、イエネコの祖先はリビアネコというヤマネコだといわれています。

リビアネコはアフガニスタン、アラビア半島、北アフリカなどに分布するヤマネコで、体格は
イエネコとほぼ同じです。
古代エジプト文明の発達とともに、リビアネコの住める区域が狭くなり、自分の縄張りを
持てない弱くて若い猫が人の生活区域近くにあらわれるようになったことが、家畜化の
始まりだろうと考えられています。

 

換気

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毎日家で過ごす猫にとっては、部屋の空気の入れ換えも大事なこと。
空気がよどむと酸欠になり、頭がボーっとすることもあるので、ときどき部屋の空気を
入れ換えましょう。
ただ換気扇を回すのではなく、2カ所の窓を少しずつ開け、外の空気を取り入れら
れるよう風の通り道を作り、なるべく自然の風が流れるようにします。

換気と通風をすれば気になるにおいもこもらず、湿気によるカビや細菌などの繁殖を
防ぐこともできます。
愛猫の室内環境を整えるために、換気と通風は季節を問わず配慮しましょう。
ただしこのとき、防犯と猫の脱走にはくれぐれも注意。

 

猫の睡眠

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猫の睡眠時間は14時間。1日の3分の2近くを眠って過ごします。
ただし、熟睡しているわけではなく、物音がすれば即座に目を覚ます緊張感を持ち
合わせています。
この睡眠のとり方は狩りをしたり敵と争っていた野生のなごりです。

14時間のうち、シッポを持ち上げても、お腹を引っ張っても目を覚まさない熟睡状態
(ノンレム睡眠)と、体だけが眠り脳は起きている浅い眠り(レム睡眠)が交互に繰り
返されます。
ノンレム睡眠は6、7分、レム睡眠が30~60分、心身ともに休んでいるのはノンレム
睡眠時で、トータルで3時間程度です。

体をピクピクさせるはレム睡眠時のできごとです。
レム(REM)とはラピッド・アイ・ムーブメント(Rapid Eye Movement)の略で「すばやい
眼球運動」という意味で、よくよく眠っている猫の目を観察してみると、眼球が動いて
いるのがわかるはずです。
人間の場合はこのレム睡眠時に夢を見ますが、猫もおそらく同じではないかといわれて
います。
特に子猫にとってこのレム睡眠時は、脳の中枢から他の部位に刺激が送られて、新し
い神経がつくられる大事な時間だと考えられています。

      

ケケケ鳴き

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ネコが鳥や虫などを見つけたときに、唇を小刻みにふるわせながら、口先で舌打ちの
ように「ケケケケッ」「カカカカカッ」「チチチチチッ」と奇妙な声をあげて鳴くこと。
窓越しに見たときにも反応する。

これは動いている獲物などに対して自動的に出る猫の本能的な反応。
動く物をじっと見つめながら体を低くしてしのびより、舌打ちのような声を出してから
すばやく獲物に襲いかかるのが猫のハンティングのスタイルなのです。

目の前の鳥や虫や猫にとっては格好の獲物に見え、野生の血が騒ぎ、"疑似ハン
ティング"を楽しみます。
やや興奮気味になっているので、へたに声をかけたり撫でたりしてじゃまをすると、
猫パンチなどとんだとばっちりを受けることもあるので、様子を見守りましょう。

 

仰向けに寝る

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猫は、丸まって寝るだけでなく、いろいろな寝相を見せてくれます。
丸くなって寝ているのは、実は寒いとき。
頭と足を一緒にして、お腹につけて丸くなれば、体温が逃げるのを防げます。
シッポの長い猫なら、シッポを体に巻けばマフラー代わりになり、とっても暖かです。

もともと砂漠生まれだったため、猫は寒がりで人間ではそれほど寒く感じなくても、
気温が15度くらいに下がると、もう丸くなって寝ます。
気温がもう少し上がると、固く丸まった猫の体が、少しずつゆるんできます。さらに
暑くなると、猫は全身を伸ばして、ダラーッと体を横たえて寝ます。

家の中は比較的温度が安定しているうえ、安心して寝られる場所なので、好き
勝手の寝姿を見せます。
仰向けになり、お腹丸出しの姿で寝ていることもしばしばです。

お腹を出して寝ているのは、猫が非常にリラックスしている証拠です。
お腹はやわらかく、無防備な所なので、外敵に襲われたらひとたまりもありません。
万が一敵が現れて、逃げたり戦ったりしなければならないとき、態勢を立て直す
時間が必要なので、とても危険です。
ですからいつ敵が現れるかわからない戸外などでは、めったにお腹を出して寝ること
はありません。
同様に家の中でも、お客さんが来て多少緊張しているときは、こんな姿は見せま
せん。猫の寝相は、リラックス度の指標でもあるのです。


 

猫草を食べない

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猫草とはエン麦などのイネ科の植物。
葉は細長くとがっていて、猫が好んで食べるのでその名がついています。
猫が猫草を食べるのは栄養をとるためではありません。
猫は舌で毛づくろいをして飲み込んでしまった毛が胃の中にたまると、吐き出そうと
します。
猫草のようにとがった葉を食べることで胃を刺激し、毛玉を吐き出すのを助けるのが
目的だと考えられています。

猫草をまったく食べない猫も中にはいますが、食べないからといって生活していくうえで
特に支障はありません。
それよりも気をつけなければならないのは、猫が猫草以外の植物を口にすることです。
猫は毛玉を吐くだけでなく、退屈しのぎや好奇心から、観葉植物や切り花などを
舐めたりかじったりすることがあります。
しかし、身近な植物のなかには、中毒を引き起こすものが意外に多いので注意が
必要です。
観葉植物などを育てるときには、名称や猫に対する毒性などをしっかりと確認して
ください。

生えている猫草は食べないけれど、ちぎってあげると食べるという猫もいるようです。
しかし、屋外に生えている草は、除草剤や殺虫剤がついている可能性があるので、
ちぎってきて与えることは避けてください。
猫が舐めて胃の中に入った抜け毛は、通常、ウンチや吐いたものと一緒に排泄され
ますが、排泄されずに胃の中で大きな毛玉となってかたまってしまうと、「毛球症」と
いう病気になることがあります。
猫草を食べないと、猫が毛玉を吐くことができずに毛球症になってしまうのではないか
と心配される飼い主さんもいます。
しかし、最近では毛玉コントロールの機能をプラスしたキャットフードやスナック、毛玉
除去用の予防薬などが市販されているので、お試しを。

 

捕まえてきたもの

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猫は獲物をとらえたら、一瞬のうちにかみ殺します。
ところが飼い猫の場合、獲物をとってきても、おもちゃのように前足でいじったり追い
かけまわしたりして遊んでいることがあります。
餌を与えてもらっている飼い猫は、狩りという本能的な衝動を満足させることがなか
なかできません。
そのうっぷんが、過剰に獲物をもてあそぶという行動に向かわせているのではないかと
考えられます。

獲物を攻撃するという行動自体は、遺伝子に書き込まれた本能によるものですが、
獲物を殺したり食べるという行動は、母猫から教わります。
母猫は、まず殺した獲物を子猫に与えて、それを食べることを教えます。次に、生きた
獲物を与えて、殺すことを教えます。
このような学習を受けていない猫は、獲物をとっても、どうしていいかわからずに、つい
もて遊んでしまうことがあります。

 

ネコの足音

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猫は音もたてずに、ひっそりと歩きます。
人間のようにバタバタ歩いていては、獲物に気づかれて狩りができません。
音のあるなしだけでなく、猫の歩き方をよく見ると、人間とはずいぶん違うことに
気づくはずです。

猫は、人間でいうとつま先立ちで歩いてます。
地面についている部分の上にある、肘のように曲がった部分は、足の踵に当たり
ます。
人間も走るときにはつま先立ちになるように、猫がつま先立ちでいるのは走るのに
便利だからです。
そのかわり、長距離を歩くのはとても苦手です。

つま先立ちになった猫の足の地面につく部分には、肉球という弾力性に富んた
特殊な組織があります。
梅マークのようなやわらかい肉球は、歩いたり走ったりしたときに足に伝わる衝撃を
やわらげる、クッションの役割を果たしています。
この肉球のおかげで猫はひっそりと音を立てず歩くことができるのです。

また肉球には汗腺があり、汗が肉球に適度な湿り気を与えるため、滑り止めの
役目もあります。
猫は不安定な場所でも器用に歩いて渡っていくことができるのも、足をつけている
場所の感覚が、敏感な肉球に伝わるからなのでしょう。

 

猫の嫌いなもの

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基本的に野生の日常にないものは苦手です。

たとえば、掃除機やドライヤーの音、バイクや車の音は怖がります。

また猫は匂いにも敏感なので、かんきつ類のすっぱい匂いやたばこの煙は大の苦手です。

水も慣れないとひどくいやがります。

 

 

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